し尿処理施設整備基本構想の策定について

策定の背景

 本組合は、一般廃棄物処理施設として、し尿処理施設である緑ヶ丘クリーンセンター汚泥再生処理施設(以下「既存施設」という。)を管理運営しています。

 既存施設については、平成16年度に構成市町村のし尿、浄化槽汚泥及び農業集落排水汚泥(以下「し尿等」という。)並びに下水道脱水汚泥を処理するための施設として美濃加茂市牧野に整備しました。そのため、供用開始後20年が経過し、施設の老朽化が進んでいることから、将来にわたる機能維持のための整備計画を検討する時期を迎えています。

 一方、既存ごみ処理施設については、地元協定に基づき令和20年度末までに次期ごみ処理施設を整備する必要があることから、令和21年度供用開始に向けて準備を進めています。また、次期ごみ処理施設の整備に向けては、既存ごみ処理施設では受け入れていないし尿処理施設で発生する脱水汚泥を助燃剤として利用すること等を検討しています。

 そのような背景を鑑み、既存施設の将来にわたる機能維持のための整備に向け、現時点における課題を整理し、基本的な方針を決めることを目的としてし尿処理施設整備基本構想(以下「本構想」という。)を策定しました。

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